昔は東京湾奥でも20cmオーバーの大型マハゼが結構釣れたそうです。
埋め立てや護岸工事などの影響で、20cmオーバーの大型マハぜはあまり見ることがなくなったと言われています。
東京湾奥でのハゼのレギュラーサイズは、季節にもよりますが、8〜15cmといったところでしょうか。
15cmを超える個体というのは、ぐっと少なくなる印象です。
ところが意外な場所に20cmオーバーの大型マハぜが潜んでいます。
私自身、20cmオーバーの大型マハゼは何度も釣っています。
備忘録がてら、東京湾奥で20cmオーバーの大型ハゼを狙う考え方を重要な順番に書いていきます。
場所
一番大事なのが場所です。
大型ハゼがいる場所で釣らないと釣れません。
大型ハゼがいる場所ですが、メジャーポイントと言われる場所では難しいと思われます。
メジャーポイントは、いつも釣り人がいて叩かれまくっていることが多いです。
こういう場所ではなかなか大型サイズは厳しいです。
あまりハゼ釣りをしている人が少ないような場所にこそ、大型ハゼが潜んでることがあります。
牡蠣瀬やゴロタ、橋脚などのストラクチャーがあり、根掛かり多発ポイントは大型ハゼが潜んでいることが多い印象です。
時間帯
大型ハゼは、食いが立つ時間があります。
例えばマズメ時や潮が動くタイミングなどですね。
大型ハゼは釣れる時合いが短い印象。
例えば夕まずめの1時間だけ釣れて、暗くなったらパッタリ・・・なんていうことも珍しくありません。
逆に、夕まずめになる前に3分ほど釣れて、あとはパッタリなんていう日もあったりします。
また、マズメ時がだめで、暗くなってから30分だけ釣れるなんていうこともあります。
釣れる時間帯は釣り場のポイントによって異なります。
ポイントに足繁く通って把握する必要があるでしょう。
針
ハゼ釣りでは、針はこだわりが多く、何かと話題になりやすいですね。
針の大きさ、針の色、針の形状。
大型ハゼを狙う場合、針は大きめがオススメです。
理由は、針が大きいと餌を大きくつけることができます。
大型ハゼは、大きい餌にしか見向きもしないことが多々あります。
小さい針には、どうしても大きく餌をつけることができませんし、ハゼの口からすっぽ抜けることが多発します。
運が悪いと飲まれてしまうことがあります。
袖針でしたら、最低でも7号以上がいいでしょうね。
私はチヌ針を使うことがあります。
エサ
青イソメかホタテを使っている方が多いと思います。
大型狙いの場合、私は青イソメを使うことが多いですが、ホタテでも普通に釣れます。
ライン
ナイロン、フロロ、PEを使っている方が多いと思いますが、どういう釣りをしたいかで使い分けは必要でしょう。
ナイロン、フロロ、PEどのラインもメリットデメリットがあります。
昔はナイロンが感度が悪く、PEが高感度と言われいましたが、今やナイロン、フロロ、PEどれもそんなに変わらないでしょう。
タックルセッティングについて
これは相性などもあると思いますので、一概には言えません。
これは好みの問題もあるので、絶対にコレを使えば良いというものはありません。
また、釣り場によってリール竿か延べ竿かの使い分けもありますね。
大型ハゼは居食いをすることが多いため、アタリは小さく手元に伝わらないことが多いのです。
一般的に高感度が推奨されますが、私は一概には言えないと思っています。
確かに、高感度ロッドはごく小さなアタリも捉えることができるメリットもあります。
逆に言うと、高感度のロッドは魚にも食い込んだ瞬間に違和感を与えやすいようです。
各メーカーが出している捕食シーンの水中映像なんかで確認することができます。
魚が違和感を与えるということは、口に入れた瞬間に違和感を感じて一瞬で吐き出してしまうことが多発するとも言えます。
むしろ感度が低いダルダルなロッドの方が、向こう合わせでかかってしまうことも意外に多いです。
掛ける釣りをしたいのか、乗せる釣りをしたいのかで、タックルセッティングは決まるでしょう。
まとめ
大型ハゼを狙うには、なんといっても場所が一番大事です。
次に時間帯、針、ライン、竿となります。
竿にお金をかけがちですが、針や餌にお金をかけた方が釣れます。